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黒澤明クラシック音楽大好き説

映画監督の巨匠、黒澤明は実はクラシック音楽が好きだった!?

映像と音は現代において、切り離せない関係です。テレビドラマは挿入歌が、映画の感動的なシーンにはオーケストラが、無くてはならない存在です。

ゲームでだって、ドラクエやポケモンの音楽をドット絵と共に思い出す大人は多いのではないでしょうか。

今回は、そんな映像と音に着目してお届けします。題して、黒澤明クラシック音楽大好き説ですw

まず、こちらを、BGMに注意してご覧ください。(とりわけ0:50以降しばらく)

こちらは黒澤明監督の不朽の名作『羅生門』のダイジェストです。関連から全編も見れますので気になる方は是非。

 

この音楽のリズム、どこかで聴いたことありませんか?

 

よくよく聞いてみると、このリズム、モーリス・ラヴェルの≪ボレロ≫とおんなじリズムです。この音楽は劇中では、例えば、女の証言・回想で使われます。ボレロという音楽は、ずっと同じリズムをベースにメロディーが段々と盛り上がりを見せ、緊張感が最高潮に達したところでフィニッシュを迎えるという作りになっています。ここから考えるに、単調な、しかし特徴的なリズムを繰り返すことで場に緊張感が生まれることが、この『羅生門』で効果的に利用されているのではないでしょうか。

 

また、黒澤明監督の映画には、よくシューベルトの音楽が出てきます。

例えば、『素晴らしき日曜日』(1947年)においては、シューベルトの≪未完成≫が映画の重要なテーマになっています。

https://youtu.be/EFDwEefYJlk

このプレビューにはシューベルトの≪楽興の時≫第三番も出てきますね。

他にも、映画『天国と地獄』(1963年)においては≪ます≫の第四楽章が流れてきたりします。

ここで紹介したのはほんの一部ですが、他にもたくさんのクラシック音楽が彼の映画にはちりばめられています。きっと黒澤監督の自宅には数々のレコードがあったのだろうと想像が膨らみます。

 

今では映画はカラーでCGもふんだんに使われており、カメラワークも巧みになって来ているなどの理由で黒澤監督の映画は古く感じられ、結果として見られることも減ってきているでしょう。ですが、黒澤明監督の映画は映画史的にも世界的にも評価が高く、現代へと繋がる数々の試みの結晶が詰まっています。そんな映画をあえて、クラシック音楽を探すという目的のもと観てみるのも面白いかもしれませんね。

 

 

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