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モダン・バレエの音楽を聴いてみよう!~ディアギレフ生誕140周年に寄せて~

モダン・バレエの音楽を聴いてみよう!~ディアギレフ生誕140周年に寄せて~

「バレエ・リュス」

 今回紹介するのは、「バレエ・リュス」という、モダンバレエの確立・発展に寄与したロシア初のバレエ団、

そしてその作曲を担当した、イーゴリ・ストラヴィンスキーの音楽です!

ちなみに、ロシアと言えば、クラッシックバレエの確立した地でもあり、生粋のバレエ大国なんですよ✨

 そんなロシアのバレエ・リュスなんですが、セルゲイ・ディアギレフ(ジャーギレフ)が組織し、彼が興行主となって、主にパリを中心にヨーロッパで興行したバレエ団です。

このグループにはかの有名なパブロ・ピカソやココ・シャネル、クロード・ドビュッシーなんかも参加していて、二十世紀前半の文化の最先端の担い手の英知の結晶ともいうべき公演が行われていたのです。

ただ、彼の死後、このバレエ団は世界恐慌の直前に解散してしまいました。

第二、第三のディアギレフが現れなかったのは残念ですが、最盛期のうちの幕引きということで、逆にロマンがありますね(*´ω`*)

それはともかく、今年、2017年は、ディアギレフ生誕140周年の年なのです!(3/31生まれ)

googleのロゴも、3/31にはディアギレフの絵になってたことに、皆さん気づいていましたでしょうか?

ストラヴィンスキーのバレエ音楽

 さて、前置きが長くなってしまいましたが、そんなバレエ・リュスのセンセーショナルな公演の一端を担ったのがかの作曲家、ストラヴィンスキーです。

吹奏楽畑のみなさんなら、習志野高校が自由曲で扱っていた「火の鳥」やなんかは知っているかもしれません。

彼の才能にいち早く気づいたのも、他でもないディアギレフ自身であり、ストラヴィンスキーのバレエ音楽、「火の鳥」、「ペトリューシカ」、「春の祭典」、は、チャイコフスキーのクラッシックバレエの三大音楽にあやかってか、モダンバレエの三大音楽なんて言われたりしちゃってます。

 「火の鳥」は1910年にパリで初演されました。

これもなかなかに話題作だったようですが、作曲の師リムスキー・コルサコフの影響がみられるような、美しいロシア民謡の旋律や、西洋音楽とはまた違った異国情緒を楽しめる名曲です。

特に木管の織り成す音色に注意して聞いてみてください♪

数々の組曲が出ていますが、時間があるなら1時間近くはかかるものの、1910年版(全曲)をお勧めしたいところです!

「火の鳥」

「ペトリューシカ」

「ペトリューシカ」は、人形劇が題材にされた作品です。リズム感の異なる様々な旋律が入り乱れて、聞いていてとっても楽しい曲です。

これは火の鳥の翌年に初演されました。次々に移り変わる旋律やその物語に思いを馳せながら聴いてみてはいかがでしょうか?

「春の祭典」

「春の祭典」は、ファゴットの狂ったように甲高いソロで始まる名曲ですが、音楽でも分かる通り、これまでの二曲に比べると、なかなか野蛮な曲です。

確か原始宗教を題材にしていたそうです。

度々コンサートで耳にする機会もあるかもしれませんが、是非ともニジインスキーの振り付けを、YouTubeなどで視聴して頂くことをお勧めします。

これが1913年にパリで初演された当時、観客はあまりのショッキングな内容に、会場に、曲が聞こえないほどの怒号が飛び交い殴り合いまで始まりそうな勢いだったそうです(笑)

当時の様子を、バレエと共に目で、耳で感じてみてはいかがでしょうか?

 

さて、バレエ・リュスについては、この「春の祭典」の振り付けを行った、ヴァーツラフ・ニジインスキーも有名です。

彼は才能あるロシア出身の踊り子で、特に跳躍芸が素晴らしかったそうです。

その才能をディアギレフに見込まれてか、「春の祭典」や、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」の振り付けをしたのですが、かれの振り付けは余りにも前衛的すぎました。

もしかしたらストラヴィンスキーの音楽と彼の振り付けが起こした化学反応の結果が、パリの聴衆の大騒ぎだったのかもしれません。今回の写真は、そんなニジインスキーの境界での洗礼の記録です。これは私が三月にポーランドの首都、ワルシャワで撮ったものです。

しかもこの教会は…

あのショパンの心臓が埋められている教会なんです!実は彼の両親はポーランド人だったんですね。

こんなところでも彼は音楽とつながっていたんですね!

 以上、今回は、今年がバレエ・リュスの記念すべき年だということで、その作曲を担当したストラヴィンスキーの三大バレエ音楽についてでした♪

この三曲が、皆さんの人生を楽しいものにしてくれますことを願っております☆それでは!

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